米金融安定化法案、十分な支持得るまでは採決行わず=下院議長

みなさん、おはようございます。Adeyaccoでございます。

なんだか怪しくなってきたような・・・。もしかしたら、再び否決。そんな予感をさせる記事ですね。

 [ワシントン 2日 ロイター] ペロシ米下院議長(民主党)は2日、金融安定化法案について、可決できるだけの十分な支持を得るまでは、採決を見合わせるとの意向を明らかにした。記者団に対し述べた。・・・
2008年 10月 3日 07:54 ロイター

これって、可決できる目処が立たなければ採決すら行わないわよってことでしょうか。なかなか厳しい。下院には、それだけ強硬に反対している議員が多いということか。根回しが大変でしょうな、ペロシ米下院議長さん。

一方ではこのようなご意見も。

金融安定化法案の下院通過を「かなり楽観視」=米ホワイトハウス  [ワシントン 2日 ロイター] 米ホワイトハウスのフラット報道官はは2日、金融安定化法案修正案を下院が承認する可能性について「かなり楽観視している」と述べた。ただ、財務省による不良債権の買い入れ開始には「少なくとも数週間」かかる公算が大きいとの認識を示した。・・・
2008年 10月 3日 06:46 ロイター

大統領直々に根回しですか。今さら面目も何も、ないか。大変ですなぁ、大統領業も。次期大統領候補は大丈夫だろうか?指導力の点で、問題はないだろうか。このあたり、本選でのポイントにもなりそう。

アメリカ合衆国連邦議会の仕組みは、簡単に言うと「厳格な」(といっていいのかな?)民主主義に則っています。上下院両院を通過しなければ審議は成立せず、大統領の署名には至りません。金融安定化法案を成立させたい大統領陣営(行政)にとっては、この「下院の壁」を突破しなければならないわけですね。

前回否決した理由が理由だけに、難しいんじゃね?

Adeyaccoでした。

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